味噌は栄養の宝庫?毎日食べたい味噌の驚くべき栄養価を徹底解説

私たちの食卓に欠かせない味噌。

実はこの伝統的な調味料には、健康と美容に嬉しい驚くべき栄養がぎゅっと詰まっているのをご存知でしょうか?

「味噌は医者いらず」ということわざがあるように、味噌はまさに「飲む点滴」とも言えるほど、日々の健康を支えるスーパーフードなのです。

この記事では、味噌に秘められた豊富な栄養素と、それが私たちの体にどのような良い影響をもたらすのかを詳しく解説します。

さらに、味噌の栄養を最大限に活かす食べ方や、OMISONOMORIが大切にする減塩みそへのこだわりについてもご紹介。

読み終わる頃には、きっとあなたも今日から味噌のある食生活を始めたくなるはずです!

 

 

味噌に秘められた栄養の秘密とは?

味噌は、大豆、麹、塩を発酵・熟成させて作られる日本の伝統食品です。

この発酵という過程こそが、味噌を「栄養の宝庫」へと変貌させる秘密。

大豆本来の栄養に加え、発酵によって新たな栄養素が生成されたり、吸収されやすい形に変化したりと、さまざまな良い変化が起こるのです。

たった一杯のお味噌汁や、一さじの味噌を加えるだけで、私たちの体に必要な多くの栄養素を効率的に摂取できるのは、まさに味噌の大きな魅力といえるでしょう。

 

味噌の主要な栄養成分と期待できる効果

味噌には、私たちの健康と美容をサポートする様々な栄養成分がバランス良く含まれています。

ここでは、特に注目すべき成分とその働きをご紹介します。

 

たんぱく質:体の基本を作る吸収しやすい栄養素

味噌の主原料である大豆には、良質なたんぱく質が豊富に含まれています。

そして、発酵の過程で大豆たんぱく質の約60%が水に溶け、さらに約30%は体内で吸収されやすいアミノ酸へと分解されます。

このアミノ酸の中には、体内で生成できない9種類の必須アミノ酸がすべて含まれているのがポイントです。

味噌の形で摂取することで、大豆をそのまま食べるよりも消化吸収がスムーズになり、効率よくたんぱく質を補給できます。

日々の食事に味噌を取り入れることで、筋肉や臓器、皮膚など、体のあらゆる部分を作るのに必要なたんぱく質をしっかり摂取し、健康な体づくりをサポートしてくれるでしょう。

 

大豆イソフラボン:女性に嬉しい美容と健康の味方

大豆イソフラボンは、体内で女性ホルモン「エストロゲン」に似た働きをすることが知られています。

特に女性にとっては、若々しさや美しさを保つ上で非常に重要な成分です。

エストロゲンは加齢とともに分泌量が低下し、これが更年期の不調や骨密度の低下を引き起こすことがありますが、イソフラボンを摂取することで、これらの症状の緩和や骨粗しょう症予防に役立つと期待されています。

 

レシチン:動脈硬化予防や細胞の若返りをサポート

レシチンは、コレステロールの吸収を抑制する働きがあるため、動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞といった生活習慣病の予防に効果的とされています。

さらに、細胞膜の主要な構成成分でもあるため、細胞を若々しく保ち、全身の健康維持に貢献してくれます。

 

サポニン:コレステロール値の低下や抗酸化作用

サポニンもまた、コレステロール値を低下させる働きを持ち、動脈硬化の予防や血圧の上昇を抑制する効果が期待できます。

また、脂質が酸化するのを抑制する抗酸化作用や、脂質の代謝を促進する働きも持ち合わせているため、健康的な体づくりに役立つでしょう。

 

メラノイジン:強力な抗酸化パワーで生活習慣病を予防

メラノイジンは、味噌が熟成する過程で生まれる褐色色素成分です。

このメラノイジンには強力な抗酸化作用が含まれており、体内の活性酸素を除去することで、生活習慣病の予防に効果を発揮します。

味噌の色が濃いほど、メラノイジンが多く含まれる傾向があります。

 

遊離リノール酸:美白・シミ予防にも期待

リノール酸は、血中コレステロールの上昇を抑制する効果があります。

さらに、発酵の過程でリノール酸が分解されて生成される遊離リノール酸には、肌のシミの原因となるメラニンの生成を抑える効果があることがわかっています。

つまり、味噌は内側から美白やシミ予防をサポートしてくれる、美容にも嬉しい食品なのです。

 

カルシウム:骨や歯の健康を支える必須ミネラル

カルシウムは、骨や歯を構成する主要な成分であり、私たちの体を支える上で欠かせないミネラルです。

また、神経の興奮を抑えたり、血液凝固作用を促進したりといった重要な役割も果たしています。

味噌に含まれるカルシウムは、日々の健康維持に役立ちます。

 

食物繊維:腸内環境を整え、お腹の中から健康に

食物繊維は、腸内環境を整えるのに非常に重要な役割を果たす成分です。

味噌に含まれる食物繊維は、善玉菌のエサとなり、腸内フローラのバランスを改善します。

腸内環境が整うことで、便秘の解消だけでなく、免疫力の向上や美肌効果も期待できます。

さらに、食後の血糖値の上昇を抑制する効果もあるため、ダイエット中の方や血糖値が気になる方にもおすすめです。

 

ビタミンE, B2:美容と代謝をサポートするビタミン群

味噌には、ビタミンEとビタミンB2も含まれています。

ビタミンEには強力な抗酸化作用があり、老化の原因となる活性酸素から体を守ります。

一方、ビタミンB2は皮膚や粘膜の健康維持、そして脂肪・糖質・たんぱく質の代謝を助ける働きがあります。

さらに、ビタミンB2はビタミンEの働きを助ける効果もあるため、この二つのビタミンを同時に摂取できる味噌は、非常に効率的に美容と健康をサポートしてくれると言えるでしょう。

味噌の栄養を最大限に引き出す食べ方

せっかく栄養豊富な味噌を食べるなら、その効果を最大限に引き出して体に取り入れたいですよね。

ここでは、味噌の栄養を効果的に摂取するための調理のコツと、相性の良い食材の組み合わせをご紹介します。

 

調理のポイント:加熱しすぎに注意!

味噌に含まれる酵素や一部の栄養素は熱に弱いため、加熱しすぎには注意が必要です。

  • お味噌汁を作る際は、火を止めてから味噌を溶き入れるのがおすすめです。
  • 煮込み料理などで味噌を使う場合も、沸騰させすぎず、気泡が出始めたらすぐに火を止めるようにすると良いでしょう。

このひと手間で、味噌の持つ酵素の働きやデリケートな栄養素を守り、効率よく摂取することができます。

 

栄養効果を高める食材との組み合わせ

味噌は様々な食材と相性が良い万能調味料ですが、組み合わせる食材によって、味噌単独で食べるよりもさらに良い効果を得ることができます。

 

腸内環境を整えるなら「いも類」や「きのこ類」

腸内環境を整えたいなら、いも類やきのこ類と味噌を組み合わせるのがおすすめです。

  • いも類にはビタミンCや食物繊維が多く含まれており、味噌と合わせることで、より一層腸内環境を整える効果が期待できます。
  • きのこ類も食物繊維が豊富です。例えば、えのきの食物繊維には腸内の善玉菌を増やす効果が、まいたけやなめこには水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が含まれており、多角的に腸内環境をサポートしてくれます。

 

減塩効果を高めるなら「カリウム」「食物繊維」が豊富な食材を

味噌の塩分が気になる方もいらっしゃるかもしれません。

OMISONOMORIでは減塩みそもご用意していますが、通常の味噌を使う場合でも、カリウムや食物繊維を多く含む食材と組み合わせることで、体内の余分な塩分排出を促し、高血圧のリスクを抑えることができます。

カリウムを多く含む食材:たまねぎ、じゃがいも、わかめなど
食物繊維を多く含む食材:ごぼう、きのこ類、海藻類など

昔から日本のお味噌汁の具材にこれらの食材がよく使われるのは、まさに理にかなった組み合わせなのです。

 

味噌を定期的に摂ることで得られる健康・美容効果

 

栄養価が非常に高く、健康を維持するために効果的な上、美容効果も期待できる味噌を日々の食生活に取り入れることは、私たちにとって多くのプラスをもたらします。

人間の体内で味噌の様々な効果が最大限に発揮されるためには、やはり味噌を定期的に摂取し続けることが大切です。

 

健康面での期待できる効果

高血圧の抑制:減塩味噌でさらに安心!

「味噌は塩分が多いから、高血圧になるのでは?」と心配される方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、近年の研究では、味噌を摂取しても血圧は上昇せず、むしろ血圧の上昇を抑制する効果が見られることが明らかになってきています。

味噌に含まれるペプチドや食物繊維などが、その働きに関与していると考えられています。

さらに、OMISONOMORIの減塩みそは、塩分を気にされる方でも安心して味噌の栄養を摂取できるよう、塩分量を抑えつつ味噌本来の美味しさを追求しています。

日々の食事に減塩味噌を取り入れることで、高血圧の予防・改善をサポートしながら、美味しい味噌の風味を楽しむことができます。

 

がん発生リスクの低下:和食の力

味噌の摂取は、がんの発生リスクを低下させる効果も期待されています。

国立がんセンター研究所の研究結果では、お味噌汁を飲む頻度が高い人ほど、胃がんによる死亡率が低いことが示されています。

また、厚生労働省の研究でも、大豆製品の摂取と乳がんの発生率に大きな関係があることがわかっており、例えばお味噌汁を摂取している割合が高い人ほど、乳がんの発生率が低いという研究結果が出ています。

これは、味噌に含まれるイソフラボンやサポニンなどの成分が、がんの発生を抑制する働きがあるためと考えられています。

 

骨を強くする:成長期から高齢期まで

味噌にはカルシウムも含まれており、健康な骨や歯を作るのに欠かせない成分です。

例えばお味噌汁にして摂取すれば、だしに使う煮干しやかつお節、具材によく使う豆腐やわかめにもカルシウムが豊富に含まれているため、効率よくカルシウムを摂取できます。

成長期のお子様から、骨粗しょう症が気になる高齢の方まで、味噌は骨を強くするためにもおすすめの食品です。

 

美容面での期待できる効果

美白・美肌効果:内側から輝く肌へ

前述の通り、味噌に含まれる遊離リノール酸はメラニンの生成を抑える効果があります。

シミやそばかすの原因となるメラニンの生成が抑制されることで、シミやそばかすができにくい肌へと導かれ、美白効果が期待できます。

また、味噌に含まれる植物性乳酸菌は、ヨーグルトなどに含まれる動物性乳酸菌よりも、生きたまま腸に届く確率が高いとされています。

この植物性乳酸菌が腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えます。腸内環境が整えば、肌荒れの予防につながり、美肌効果が得られます。

このように、味噌は内側から輝く肌をサポートしてくれる、心強い味方なのです。

 

まとめ

味噌が体のためになる食品であり、栄養価の高い食品であることを示すのに「味噌は医者いらず」という言葉があります。

その言葉が示すように、味噌にはさまざまな栄養素が含まれている上、健康にも美容にも大きな効果があります

味噌は中国から伝わって以降、はじめは貴族階級など特別な人しか食べられない貴重なものでしたが、室町時代ごろから、庶民の食生活に浸透し始め、今では日本人の食生活になくてはならないものとなっています。

2013年に、和食はユネスコ無形文化遺産にも登録されました。

和食に欠かせない食材・食品は、数多くありますが、その中でも、味噌は、日本を長寿大国にした立役者の一つと言ってもよいでしょう。

味噌はさまざまな食材と相性が良い万能調味料です。

味噌それ自体にもさまざまな効能がある上、味噌汁、味噌煮、味噌炒めなど、バリエーション豊かな調理法があり、食材の美味しさを引き出します。

さらに組み合わせる食材によって、その効果は無限大に広がります。

味噌の美味しさと栄養価を最大限に生かし、豊かな食生活を実現させましょう。

Instagram  : https://www.instagram.com/omisonomori/reels/

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