世界中の「美味しい」が集まる日本

監修者

森 美樹(管理栄養士)

茨城県で生まれ、子供のころから母の手前味噌で育ちました。管理栄養士としては、病院・ 特養で栄養管理に従事。40 代になり、麹の美しさに惚れ込み、お味噌の魅力を知りました。 食事制限のある方もない方も、食卓を華やかに心豊かになっていただけるよう、発酵食品を 取り入れた食習慣のすばらしさを提案していきたいです。

 

このような会話を日々よく耳にします。


A「近くにバインミーの美味しいお店ができたよ!」
B「ベトナム料理いいね!行ってみよ♪」

私は散歩をしながら、美味しそうなお店を探すことが大好きなのですが、
小一時間歩くだけでも多くの飲食店を目にし、そして多くの国の料理に出会います。

 

日本にいながらも世界中の食事を楽しめるのは、とても幸せなことですよね。

 

日本には一体どれだけの国の飲食店があるのでしょうか。

総務省統計局が出している「経済センサス」によると、
飲食店の事業所は全国で70万弱、
東京には8万店舗ほど存在しているようです。

 

その中でも日本で食べられる世界の料理は驚くほど多く、
ネット検索で見る限り

ギリシャ、アルゼンチン、イスラエル、ウズベキスタン、エジプト
エチオピア、オーストラリア、カンボジア、クロアチア、チュニジア
チリ、トリニダード・トバコ、ハンガリー、ブーダン、ブルガリア
ベラルーシ、モンゴル、ルーマニア、中国、インド、韓国、イタリア
フランス、ドイツ・・・

 

こ~んなにも多くの国を食旅することが出来るのです。


日本人旅行者が選ぶ
ごはんの美味しかった国・地域TOP10

1位 台湾料理
2位 イタリア料理
3位 韓国料理
4位 スペイン料理
5位 タイ料理
6位 香港料理
7位 フランス料理
8位 ハワイ料理
9位 ベトナム料理
10位 シンガポール料理
参考資料:https://travel.rakuten.co.jp/mytrip/gourmet/world-ranking

 

皆さんはどこの料理が好きですか?

 

では、海外の方が好きな料理のランキングはどうでしょうか。

1位 日本料理
2位 イタリア料理
3位 中国料理
4位 韓国料理
5位 アメリカ料理
6位 フランス料理
7位 タイ料理
8位 インド料理
9位 メキシコ料理
10位 中東・アラブ料理
参考資料:ジェトロ「日本食品に対する海外消費者意識アンケート調査」(2014年3月)を基に作成

追記:2022年2月、米国の著名な料理専門メディア「Eat This, Not That!」より
【世界で最も人気のある料理(国別)ランキング】
1位 イタリア料理
2位 地中海料理
3位 日本食料理

1位ではなくなってしまいましたが、堂々の世界第3位です!!!



なんと、日本料理が1位!(2014年)

農林水産省調べでの「海外の日本食レストラン数」は、
2013年5万5千店舗数だったのが、
2年後の2015年には8万9千店舗に増加しています。



2013年にユネスコ無形文化遺産として登録されている「日本食」ですが、

『自然の尊重』をキーワードに基づき、

*多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重
*栄養バランスに優れた健康的な食生活
*自然の美しさや季節の移ろいの表現
*正月をはじめ、年中行事による地域や家族の絆

この4つの特長から、
『日本の伝統的な食文化』
自然の尊重という日本人の精神を体現した食に関する「社会的慣習」
として、国際条約に基づく文化遺産を守る枠組みの1つに登録されました


今でこそ価値ある「日本食」ですが、
登録のきっかけとなった裏話の記事が掲載されていたのでここでご紹介します。


日本食がユネスコ無形文化遺産になったのは
「人気だから」ではない!

「世界にとって非常に価値があるものだから、なくなることがないように保護・継承していきましょう」という責任を国に課すために、ユネスコ無形文化遺産に登録されたということ。

2000年を超えて日本にあった「食」が、
このままではなくなってしまうと危惧されていた。

それに対して危機感を持たれた料理人の方々を中心として、食の関係者のみなさんが一体となって、分野や料理のジャンルを越えて政府と一緒に動いてくださって、登録がなされた。
参考資料:https://logmi.jp/business/articles/327104

 

日本人として、次世代へこの「日本食文化」を継承する上で必要なことは、
自ら「日本食」の価値を理解し習慣化することではないかと考えます。

 

まずは、お味噌汁を基本にお米を食べる食習慣に変えること。
お腹を満たすだけの食事ではなく、心と身体が満たされる食事を意識した食生活に切り替えること

「食生活を変えると、人生が変わる」

自分のカラダに合った食生活にすることで、健康維持に繋がります。

どうぞ、ご自愛くださいませ。

ブログに戻る